中年になってくると贅肉が増えてきて、カラダのあちらこちらでたるみが気になってきたという人、いませんか?

なかには「筋肉が贅肉に変わってしまったよ~」なんていう人もいらっしゃいますが、これは勘違いです。

贅肉の正体はムダにためこんだ体脂肪。

 

体脂肪とは

体脂肪とは、体内で脂肪細胞に蓄えられている中性脂肪のことです。

脂肪細胞の直径は0.08㎜と極小。その内部は脂肪滴という中性脂肪のかたまりで満たされています。

一方の筋肉は、筋線維という繊維状の細胞を無数に束ねたものです。細胞の種類自体が違うので、筋肉が体脂肪に変わることはありえません。

筋肉から体脂肪へ変わることがないというのは、両者の化学的な組成の違いからも説明できます。

体脂肪は化学的には炭素、水素、酸素という3つの元素からできています。

一方、筋肉をつくるタンパク質には炭素、水素、酸素に加えて窒素が必要です。

化学的な組成の違いからも筋肉が脂肪に変わることはあり得ないのです。

もちろん逆もまたしかり。

筋トレで筋肉を鍛えたからといって体脂肪が筋肉に変わることもありません。筋肉と体脂肪が変換可能なように誤解されるのは、成人後に増減するのが筋肉と体脂肪だけだからでしょう。

太ったり、痩せたりしても、心臓や肝臓などの内臓や骨には変化はありません。やせた人が太るのは体脂肪が増えたからであり、太った人が痩せるのは体脂肪と筋肉が減ったからです。

体脂肪と筋肉では、大きさ当たりの重さである比重が異なります。

  • 体脂肪の比重・・・0.9
  • 筋肉の比重・・・1.1

同じ重さなら体脂肪のほうが大きいということです。

さらに体脂肪は柔らかくてしまりがありませんが、筋肉はタイトに引き締まっています。このため体脂肪が増えて筋肉が減ると体型がブヨブヨになり、重力の影響であごや二の腕やお尻についた贅肉が下垂してスタイルを壊すのです。

 

肥満とは

肥満とはただ体重が重たい状態ではなく、体脂肪がたまりすぎた状態のことを言います。

体脂肪率が男性で20%、女性で30%を超えると肥満です。

たとえ体重は適正でも、筋肉が少なく、体脂肪が多い場合、体脂肪率は高くなります。これがいわゆる隠れ肥満という状態です。

体重だけに気を取られていると、カラダの中身(体組成)の変化に気付きにくくなります。

体重だけでなく、体脂肪率や筋肉量も測れる体組成計があると隠れ肥満にも気づきやすくなります。

 

隠れ肥満を解消するには

隠れ肥満を解消するポイントは、食事だけを減らすカロリー制限ダイエットに頼らないことです。

カロリー制限をすると、不足したカロリーを補うために、筋肉のたんぱく質が分解されて、筋肉量が減少します。

ダイエットと同時に筋トレを行うことで、筋肉の減少を抑えて、体脂肪だけを落とすことができます。

すると筋肉のラインがくっきりと見えるようになり、引き締まったシャープな体型になることができます。

 

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